苦節6年。
つ い に J R 四 国 完 乗 !
初めて四国に乗り鉄に来たのが2003年春。
そして今は2009年春。
つまり、2003年春にピカピカの小学一年生になる子供が、これからピカピカの中学一年生。
何だか感慨深いです。
話を今日の話に戻して…
今日は10:19高知発土佐くろしお鉄道の奈半利行きに乗ればいいので、
かなり遅めに宿を出るのも可能なのですが、
どのみち宿にいてもやることはないので、さっさと円行寺口8:09発の列車で高知へ。
高知駅の横にブックオフがあったので、ある程度暇つぶしができました。
発車時刻が近付いたので、ホームに上がります。
近付いたと行っても30分くらい前ですがw
やっぱり暇だったので…
10:19発奈半利行きはオープンデッキ車でした。
まぁそれを狙ってた訳なんですけれどもw
座席数が少ないので、すぐに埋まっていきます。
そして満員で高知を発車。
このとき、私の横に私と同じ関西人*1のおじさんが座ったのですが、
そのあとまさかこの人が伝説を作るとは…
後免から土佐くろしお鉄道阿佐線、通称「ごめん・なはり線」に入ります。
隣を見ると、先程のおじさんが若干そわそわしていました。
そして車掌さんが回って来たのでおじさんが呼び止めました。
話を聞いていると、おじさんは阿波池田方面へ行きたかったようで…
つまり誤乗です。
幸い、そのすぐあとの「のいち」駅で交換があったため、そこで交換列車に乗り換え、
それが、今の列車を後免で降りているときに乗り換える列車と同じのに乗り継げることになるので、
事なきをえました。
他人のことながらホッとしていると、西分あたりで車窓に徐々に海が現れてきたため、
オープンデッキに出ました。
太平洋のパノラマが目前に広がり実に爽快です。
当然風は強いですがw
特にトンネルの中は小物が飛ばされないよう必死になりますwww
その後安芸を過ぎたあたりで再び車内に戻りましたが、
下山から終点の手前田野までまたデッキに出て、走行中の動画を録ったりしてました。
このオープンデッキ、始発から*2終点までいるのは風やら轟音やらで根気がいると思うのですが、
明らかにヲタな風貌の人が一人、ずっと立っていました。
勇者すぐるww
奈半利についたのはちょうど昼時。
うまいこと駅舎にイタリアンレストランが併設されていたので昼食。
勘定の時にスタンプカードを作るか否か聞かれたのですが、次いつ来るか分かりませんけど、とりあえず記念になるので頂きましたw
奈半利からはまたバス。
この旅行、今のところ今日まで毎日バスに乗っています。
しかも15日以外は2時間近くかかる長距離路線バスという罠。
今回のバスは今回乗った長距離路線バス三路線の中で最も運賃が高かったですが、ほぼ海岸線を走るので、景色も最高でした。
このとき、開いてる窓のすぐ側にラジオ置いて聞いている猛者なおじさんがww
よく落ちなかったものです。
甲浦からは、到着後すぐに出る列車が、海部で徳島行き普通に、
次の40分後の列車が海部で阿波池田行き特急剣山9号*3に接続しているので、
予定表には後者の接続ルートを書いていたのですが、
甲浦にいても何もすることがないと思い、かといって特急には乗りたいので、
甲浦から一本早い普通に乗り、海部で時間潰したあと、海部から特急に乗ることに。
かといって海部でもすることは大してなかったりしますがw
駅舎内で高校くらいのカップル(もしくは兄妹?)が戯れているのを横目で見ていたことがいい暇つぶしになりましたw
そして折り返しの列車が海部に着くと、ヲタ的な風貌の人(さっきとは別人)が一旦降りてきてまた乗ったので、この人も猛者だと思いました。
何せ、徳島から1時間半かけて来て、また同じ時間、同じ車窓を見て帰るのですから…
そしてなぜここまできて阿佐海岸鉄道に乗らない!(児玉清風味)
その後の牟岐線の車窓は、由岐までに海が何度か見えたくらい以外はあまり印象に残っていません。
せっかくのこの旅行初の、JRの新規の乗車区間なのにww
それだけに、さっきの人がいかに猛者だということがわかるでしょうw
徳島に到着し、牟岐線完乗。
ここから鳴門線に乗ってラストスパートなのですが、
発車ホームに人が多過ぎ…。
高徳線の吉成〜佐古で信号トラブルがあり、運休していたそうで。
不幸中の幸いか、私がつくころには復旧していました。
ただ、4番のりばに来るはずの鳴門線列車が3番のりばに、
3番のりばに来るはずだったホームエクスプレス阿南が4番のりばに来て一瞬ビビりましたw
その後、まだダイヤの乱れが残っているため、かぎこちない運転で列車は鳴門に10分遅れで到着。
改札を出る際に、全員が出たのを見計らい、下車印を頂いて、駅員さんに完乗を報告。
俺自重www
てなわけで、5日間の旅行で最も内容の濃い1日が終わりました。
明日は旅行最終日。
完乗の余韻ががっかりに変わらないよう、気を引き締めて臨みたいところです。